天壇公園交通アクセス地図

世界遺産天壇公園は中国明清皇帝の祭礼の場・天壇公園は四季の花が綺麗

　北京市崇文区天壇にある世界遺産、天壇公園は1420年から建築が始まった面積約273万㎡にも及ぶ広大な公園です。天壇公園は紫禁城の南に位置していて、中国皇帝の祭礼場として利用されてきました。天壇公園は祈年殿、皇乾殿、斎宮、円丘、皇穹宇、百花亭などからできています。世界遺産としての天壇公園は祭礼の場ですが、北京市民にとっては整備された公園として四季の花散歩に利用されている場所です。世界遺産天壇公園を交通アクセス、地図、天壇公園見学情報で案内いたします。

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　北京市崇文区天壇にある世界遺産、天壇公園は1420年から建築が始まった面積約273万㎡にも及ぶ広大な公園です。天壇公園は紫禁城の南に位置していて、中国皇帝の祭礼場として利用されてきました。天壇公園の中心を成す施設は祈年殿で、中国皇帝の祭礼場の中心を成す施設です。

北京地下鉄5号線天壇東門駅（站）より天壇公園へは徒歩約11分です

北京地下鉄5号線天壇東門駅（站）より天壇公園への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、航空写真表示等操作できます）

　北京地下鉄5号線天壇東門駅（站）より天壇公園へは徒歩約3分です。北京地下鉄5号線天壇東門駅（站）出口から地上に出ると、すぐ目の前に天壇公園東門が見えてきます。

施設名	天壇公園（てぃあんたん）、Temple of Heaven Tiantan Park Beijin
住所	中華人民共和国北京市崇文区在永定門内大街路東
最寄駅	天壇東門駅（站）より徒歩約11分
休業日	無し（年中無休）
入園料	夏季（4月1日～10月31日）大人15元（入門料として・総票34元）冬季（11月1日～3月31日）大人10元（入門料として・総票28元）
開門時間	夏季（4月1日～10月31日）6:00～21:00、冬季（11月1日～3月31日）6:30～21:00
花植物	ライラック花、ハナカイドウ花、フジ花、ハススイレン花、ボタン花、ヤマブキ花シモクレン花、レンギョウ花、モモ花、ヒメリンゴ花、モッコウバラ花、四季の花
周辺観光	恭王府花園、鼓楼鼓楼大街、紫禁城故宮博物院、王府井、北海公園中国国家博物館、北海公園白塔山、景山公園、后海、前海、前門大街
見所	祈年殿、皇乾殿、斎宮、円丘、皇穹宇、百花亭、斎宮寝宮、神采署、回音壁
交通アクセス	・北京地下鉄5号線天壇東門駅（站）より徒歩約11分　・天壇東門（站）バス停（路線6,34,35,39,41,43,60,116,610,707,723,他）から徒歩約1分・天壇南門（站）バス停（路線36,53,120,122,525,610,800,803,958）から徒歩約1分・天壇西門（站）バス停（路線2,7,15,69,17,20,105,707,729,826）から徒歩約1分・天壇北門（站）バス停（路線6,34,35,36,110,106,687,707,743）から徒歩約1分・北京空港からタクシーで約50分

★北京国際空港から天壇公園へはタクシーで約50分です★

北京国際空港から天壇公園への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、航空写真表示等操作できます）

　北京国際空港から天壇公園へは、タクシーで約50分（33km）です。タクシーで地名を指示する時には、発音するより、「天壇公園」と紙に書いて渡すとスムーズに行くようです。旅慣れた方は、機場線快速、地下鉄、路線バスなどを活用するのも良いでしょう。

　天壇公園の中心を成す祈年殿は三重の円丘の上にあり、祈年殿の東西に東配殿、西配殿があります。祈年殿は生贄などの行事を行う施設で、東配殿、西配殿は生贄行事を準備する場所です。現在は東配殿、西配殿は、資料展示場になっています。

　北京市崇文区天壇にある世界遺産、天壇公園は面積約273万㎡にも及ぶ広大な公園です。地下鉄からのアクセスの良い天壇東門から、天壇公園の中心施設である祈年殿へは徒歩約10分かかります。天壇祈年殿は、明朝の1420年に建築がされた木造建築です。現在の祈年殿は、1906年に再建されたもので、高さ38mの祭壇です。三重の瑠璃瓦の屋根に飾られた祈年殿は、青く輝いて見えます。

　天壇祈年殿は明朝清朝代に、天に五穀豊穣の祈りをささげるための祭壇として使われてきました。天壇祈年殿内部を覗くと、生贄の牛のレプリカが置かれていました。明朝清朝代の皇帝達にとって、天に五穀豊穣の祈りをささげることは大切な行事の一つでした。

　広場より一段高くなった天壇祈年門から祈年殿を見ると、素晴らしい祈年殿の建築物の様子が良く分かります。天壇祈年殿は赤く塗られた1層部分の壁色と、三層の屋根の瑠璃色のコントラストが見事です。明朝清朝代の歴代の皇帝達は、紫禁城から天壇まで36人が担ぐ玉輦（神輿）で移動しました。

　天壇公園にある皇穹宇は日、月、雨、風などの自然現象を掌る神に祈りをささげる場である円丘の付属施設として、1530年に建築されたものです。皇穹宇と東西の配殿には、歴代皇帝の先祖の神牌と日、月、雨、風などの自然現象を掌る神の神牌が置かれています。皇穹宇の周りの壁は湾曲していて、音が3度聞こえるといわれ、回音壁と呼ばれています。

　天壇皇穹宇の天井はドーム状になっていて、8本の美しい金柱と外側の8本の櫓柱で支えられています。皇穹宇天井の彩色も美しく、一見の価値があります。

　天壇公園南側にある円丘は1530年に建設されたもので、大切な祭礼の場です。円丘は3段になっていて、最上段の円形の広場の中心には天心石があり、この中心に立って声を発すると声が反射し素晴らしい声に聞こえるといわれています。天壇円丘からは、天壇公園の建築物が南北に並んでいる様子が見渡せます。

　天壇公園東門から祈年殿に向かう長廊を歩いていると、モモの花が咲いていました。天壇公園長廊前に咲くモモの花は薄いピンク色で爽やかな花でした。中国原産のモモの花は中国各地で見られます。

　天壇公園長廊は風通しが良く、涼しい場所です。中国のメーデー休みの日に天壇公園長廊を花散歩していると、多くの方々が長廊でトランプや将棋を楽しんでいました。天壇は歴代皇帝の祭礼の場でしたが、現在は北京市民の憩いの場でもあるようですね。

天壇公園近くの街路に咲く白色のライラックの花は爽やかで涼しげです

　天壇公園交通アクセス地図は役に立ったでしょうか？天壇公園は約600年の歴史を持つ、世界遺産に登録された中国皇帝の祭礼の場です。北京の四季の雰囲気を感じながら、天壇公園花散歩をゆっくり楽しんでください。天壇公園や天壇公園周辺に咲く四季の花々も楽しみです。よろしかったら、天壇公園に近い恭王府花園も眺めていってください。