中国連翹花散歩

春に咲く黄色く明るい連翹の花の原産は中国・中国の街角や公園に咲くレンギョウの花は春の花散歩の楽しみ

　モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaは中国原産の双子葉、落葉広葉樹、低木です。中国原産のレンギョウは春に黄色く明るい花が咲き、世界中で親しまれています。またレンギョウは漢方薬としても知られています。今日は中国に咲くレンギョウの花を廻る花散歩を皆様に紹介いたします。中国の街角や公園に咲くレンギョウの黄色く明るい花をお楽しみ下さい。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真》　

　中国語でレンギョウ＝连翘＝連なり、つま立つこと、「連なり秀でている」の意味です。レンギョウの花が枝に連なり、咲く様子は見事です。春に北京市にある世界遺産の北海公園を花散歩していると、黄金色に輝くレンギョウの花が北海公園の湖畔に咲いていました（撮影2013.4.24）。春の北海公園に咲くレンギョウの花は見事です。

　レンギョウは英語で、Golden BellsとかChinese Golden Bellなどと呼ばれます。レンギョウの花はBell Flower の様に、釣鐘状の黄金色の花を咲かせます。中国で見るレンギョウの黄金色の釣鐘状の花は見事です。春に故宮博物院に近い景山公園内を花散歩していると、レンギョウの花が見頃でした（撮影2013.4.27）。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花情報》　　

植物名	モクセイ科レンギョウ属レンギョウ　漢字　連翹　英語　Golden Bells　中国語　連翹　黄奇丹
学名	Forsythia suspensa　Forsythia japonica Makino　Forsythia x intermedia 他11種
科名	モクセイ科
属名	レンギョウ属
花期	春の花　早春花
花色	黄色花
原産	中国大陸、朝鮮半島、日本、南ヨーロッパ
観察地	北京市、天津市　日本各地　他
特徴	双子葉、落葉広葉樹、低木、モクセイ科、挿し木で増える、中国原産、花直径2～3cm 樹高約1～3m、葉は対生長卵形、花は黄色、花弁4、雌しべ1（柱頭先端2裂）、雄しべ2、筒状花日当たりの良い場所を好む、公園植え込み、庭木、生垣、漢方薬（連翹）
利用	公園植え込み、生垣、庭木、切り花、生け花、漢方薬、水族館魚類病気治療
意味	レンギョウ＝連翹（連なり、つま立つこと、「連なり秀でている」の意味） Golden Bells＝黄金の沢山の鐘（花が黄色く小さな鐘に見えることから）、 Forsythia＝モクセイ属名（植物学者Wiｌliam Forsythの名から）、suspensa＝垂れるの意味

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《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真情報》　

　モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaは中国原産の双子葉、落葉広葉樹、低木です。連翹（レンギョウ）の黄色く明るい花は春を告げる花として、世界中で親しまれています。春に世界遺産に登録されている北京市にある北海公園を花散歩していると、広い北海沿いの遊歩道にレンギョウ（連翹）の花が黄金色に輝くように咲いていました（撮影2013.4.24）。レンギョウの花はモクセイ科特有の花構造で、花冠は黄色で4裂しています。

　レンギョウは落葉広葉樹、低木で高さ1m～3m程になります。北京市北海公園内に、3m程に成長した連翹の古木がありました。レンギョウの古木の幹から、直接黄色い花が付いています（撮影2013.4.24）。幹に直接花が付くのは、モクセイ科の植物に一般的に見られることです。またレンギョウの幹から黄緑色の葉が、芽吹き始めています。レンギョウの葉は対生で、長楕円形です。レンギョウの黄色い花と、黄緑色の美しい葉は春の花散歩の楽しみです。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真情報》　

　連翹（レンギョウ）の名は連なりつま立つこと、「連なり秀でている」の意味です。北海公園にある景島春萌碑前を夕方花散歩していると、レンギョウの新しい枝にレンギョウの花黄色い花が連なって咲いていました（撮影2013.4.26）。レンギョウの若い枝にレンギョウの花が連なって咲く様子は、連翹の名のとおりに見えます。レンギョウの萌えるような花と葉は、景島春萌碑（燕京八景の一つ）を明るく飾ります。

北海公園の文化財とレンギョウの黄金色の花写真（撮影2013.4.26）

　レンギョウ（連翹）は英語でGolden Bell Flower（Forsythia）と呼んでいます。レンギョウの黄金色の花が連なって咲く様子は確かにGolden Bell Flowerの名のとおりに見えます。北海公園内の文化財を見て歩いていると、文化財の建築物近くにレンギョウの黄金色の花が咲いていました（撮影2013.4.26）。世界遺産に登録された北海公園には多数の文化財が散在しています。多数の文化財を見ながら、レンギョウの花を楽しめるのも嬉しいことです。

北海公園白塔山に咲くレンギョウの花写真（撮影2013.4.24）

　レンギョウ（連翹）の学名はForsythia suspensaです。レンギョウの属名Forsythia＝モクセイ科名の名付け親である植物学者Wiｌliam Forsythの名から来ています。またレンギョウの種名suspensa＝「垂れる」の意味です。北海公園にある人工の山である白塔山（高さ35.9m）を花散歩していると、レンギョウの花が春の日に輝いて見えました。レンギョウの黄金色の花は「垂れている」ようにも見えます。

天津市水上公園に咲くレンギョウの花写真（撮影2013.4.25）

　中国原産のレンギョウ（連翹）の黄金色の花は春の花として親しまれています。北京市から120kmほど離れた天津市にある天津水上公園を花散歩していると、レンギョウの花が春の日に輝いて見えました（撮影2013.4.25）。レンギョウ（連翹）は日当たりの良い公園のような環境を好むので、生垣などに最適です。天津市水上公園に咲くレンギョウの花は水上公園の水面に映えます。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真情報》　

北京市天壇公園長廊沿いに咲く連翹の花写真（撮影2013.4.27）

　世界遺産に登録された北京市天壇公園を花散歩していると、長廊沿いに連翹（レンギョウ）の花が咲いていました。中国では4月下旬から大型連休に入ります。北京市民が世界遺産の長廊のベンチに腰掛けて、カードや将棋を楽しんでいます。レンギョウの黄金色の花は天壇公園長廊を明るく飾ります。

春の日差しに輝く中国原産のレンギョウの花写真（撮影2013.4.24）

　中国で見るレンギョウ（連翹）の花は、明るく華やかな花です。中国ではレンギョウは観賞用だけでなく、生薬（連翹）としても重宝されています。皆様も意外に近く気軽に行ける中国で、レンギョウ（連翹）の花を眺めてみてください。

　中国連翹花散歩を、楽しんでもらえたでしょうか連翹（レンギョウ）は、中国原産の植物です。春に咲くレンギョウの黄色く明るい花は、中国の里や公園に春を告げます。日本でもレンギョウ（連翹）の花は、春の花として親しまれています。よろしかったら中国桃花散歩も眺めていってください。

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